五十肩で手術を受け、リハビリしても充分に肩が上がらなかった(50代 男性)
・初回
11ヶ月ほど前に五十肩の手術を受けリハビリを続けていたが腕が横から90度も挙がらない状態。動き初めに痛みがあり、肩の動きにも制限がありました。
愛犬を抱っこすることも出来ずもう治らないのかとあきらめていた時にたまたまインスタグラムで筋膜カッパ整体院を見つけて、来院していただきました。
まずは普段の肩の動きを良くし、痛みを改善して、駆け寄ってくる愛犬を受け止められるようになりたいとお話しがありました。
初日は問診を行い、肩の可動性や姿勢の確認をして、どこが原因で肩の痛みや動きの悪さがあるのか初期評価を中心に行いました。原因としては背中・肩甲骨周囲の硬さと肩関節周囲の筋膜と上肢の筋肉の柔軟性低下が考えられ、その部位に対する施術をしました。
施術後は施術前よりも腕が140度程まで挙がるようになり、初回の施術を終えました。
2回目の来院(5日後)
初回来院時に訴えていた肩の動きの悪さはまだ残ってはいるものの初回ほど悪くはないとのことでした。この際腕の挙がり方としては110度ほどでした。
さらに肩のコリ、両手の冷えがあったが感じなくなったとのことです。
前回の施術後に挙がるようになった肩の角度をより良くしていく為に、引き続き同じ箇所へのアプローチを継続し肩甲骨のストレッチを行いました。
・3回目の来院(7日後)
3回目の来院までに以前までの腕の挙がりの悪さは減少し、症状のある左肩を触る癖が減ったことをお話ししていただけました。
ご自身でも症状に変化があり大変喜んでいただけました。
肩の動きに関しては制限が残っていたので、引き続き固まっている筋膜の箇所に対しての施術と関連する筋肉へのアプローチを行い、肩の状態が少しずつ良くなっていくのに比例して、自宅で行うことのできるトレーニングもお伝えさせていただきました。
・13回目の来院(3ヶ月後)
3ヶ月後には、固まっていた肩もかなり挙がるようになってきてまだ制限はあるものの約160度ほどまで挙がるようになり、生活に支障のない状態まで痛みが減少していました。
更に痛みなく、日常を過ごすうえではセルフエクササイズを継続していく必要性がありました。
そしてご自宅などで愛犬を抱きしめられるようになり施術に対して費用対効果が高いと嬉しいお言葉までいただけました。
・スタッフからのメッセージ
肩関節は様々な筋や他の組織が関わってくる関節なので、適切な処置や対応をしないと症状の改善がしにくい関節です。
日常生活上でふとした動作の時に痛みがあると肉体的・精神的にも疲れてしまうので、早い段階で可動域を広げることができて良かったです。
肩の動きを良くする為に、自宅でのストレッチや筋力トレーニングを協力していただきありがとうございました。